岩手大学まちづくりサークル
NPCN
さんさんさんさ 2021
かねてよりおこなってきた、盛岡のさんさ踊りを盛り上げるプロジェクト。
本年度おこなったのは、さんさに参加する各団体の輝く男性にスポットを当てるさんさ男子のほか、思い出の写真をよせあうフォトギャラリー、さんさ見物のおともとなるようなパンフレット制作と盛りだくさん!
パンフレットでは、さんさ踊りに情熱を注ぐ「岩手大学」、「岩手県立大学」、「盛岡大学」のさんさ踊り実行委員会代表たちの対談企画が実現!
実は三大学が揃っての対談の場というのはこれがはじめて。三者三様のさんさ踊りへの取り組み方や感じる魅力などを赤裸々に語っていただきました。
ですが、パンフレットに掲載できた内容はごくわずか...
そのため対談の全内容をこちらに掲載します!
(とてもボリュームのある内容ですので、パンフレットに掲載していない部分には下線が引いてあります)
三大学対談
N)私NPCN代表の佐々木と申します。本企画についてですが、来年のさんさに向けての特集ということで、岩大(岩手大学)、県大(岩手県立大学)、盛大(盛岡大学)の代表同士の意見交流といった形で進めていきたいと思います。こちらとしても初めての試みですので、ふてぎわがあるかもしれませんが、おしゃべりする感覚で話していただければと思いますので、よろしくお願いします。
全員)よろしくお願いします。
N)それではまず自己紹介からお願いいたします。
岩)岩手大学さんさ踊り実行委員会代表の4年の中村です。
県)岩手県立大学さんさ踊り実行委員会代表の3年の佐藤です。
盛)盛岡大学さんさ踊り実行委員会代表、通称総長と呼ばれています、松澤です。
よろしくお願いします。
右:岩手県立大学代表の佐藤さん
中央:岩手大学代表の中村さん
左:盛岡大学代表の松澤さん
N)よろしくお願いします。早速ですが、自分の団体のさんさ踊りの特徴を聞いていきたいです。
岩)岩手大学のさんさは正統派で基本に忠実なさんさをおこなっています。特徴としては滑らかで丁寧、なおかつ全体として揃った動きが挙げられると思います。
県)県大さんさは伝統とは違った独自の踊りをしています。しなやかな動きと活気に満ちた元気な声が特徴だと思います。
盛)盛大さんさは、学生らしいエネルギッシュな踊りが魅力で、音もそろえる、踊りもそろえる、声もそろえる、全てにおいて一体感を大事にしています。また、自分たちだけではなく見ているお客さんに届けるということも大切にしています。
N)各団体の踊りを実現するための練習プランといったものはあるのでしょうか?
岩)基本ですが、やはり足をそろえる。そしてパート毎にそろえて本番前に合わせる流れを毎年行っています。正統派な踊りというものが途絶えないよう、練習についてはマニュアル化したりすることで次の世代につながるようにしています。
県)全体の目標としてはパレードで最優秀賞をとることを掲げています。パート毎の目標もありますね。練習で一番気にしているのは踊りの進むテンポです。ずっと一定のリズムで踊り続けることができるよう気にしながら練習していますね。
盛)盛大さんさは年によって目標、練習方法は変わっています。盛大は総長、パートリーダー、メンバーという構成なのですが、総長とパートリーダーでシーズンが始まる前に今年の目標や方針を決めてメンバーに提示する形をとっています。今年だったら、「楽しくやる」というのがありまして、練習のみんなの楽しい雰囲気があったうえで、盛大らしいさんさを見ている方々に届けることができるようにという感じです。
N)ありがとうございます。次にですが、他団体についてです。他の団体に思っている率直な意見、例えば岩大が県大に思っていることといったものがあればお伺いしたいです。こういうところがすごいよねーみたいな感じのがあればお願いします。
岩)なんだか緊張しますね笑
県大さんは私たちのテンポとは遅いテンポなんですけど、そのぶんしなやかさがあるし、あとは笛パートの動きが一番きれいだなと思います。全体での通しの練習が多いということで、そこは逆輸入というか、岩大にも取り入れていっています。
盛大さんはやっぱりエネルギッシュで元気ですし、太鼓パートがかっこいいなと思っています。岩大とは踊りの系統が全く違うので、いいところを取り入れていきたいなと感じていますね。
県)最優秀賞を目標としているので、両大学に関しては勝手にちょっとライバル視しちゃってますね笑 盛大さんは練習の音が聞こえてくるので、何を目指してやってるんだろーみたいな感じで意識しちゃいます。
盛)もともと盛大のさんさ、迫力のある暑苦しいようなさんさしか知らない状態で岩大のさんさを初めて見たときは爽やかでとてもきれいだなと思いましたね。
県大さんは、踊りを2,3,4番(さんさの踊り方の種類のこと)すべてやっていて、どうやって練習しているんだろうってすごいと思いますね。盛大は2番だけなんですけど、それでも本番前ギリギリ間に合う感じなので。
岩)私たちも3番だけなんですけど、全然練習追いつかなくて大変ですね。週3の練習から週5とお昼の練習になってやっと間に合う感じだったんです。今年は開催されないことになってしまったのでゆっくり練習しようということになったんですが。
N)県大さんや盛大さんはパレード開催がとりやめになったことによる今年の方針の変化というものはあったのでしょうか。
県)開催中止が決まった時点で、実行委員会以外の参加者の練習は無しにして実行委員会のみで練習しています。外部からお声がかかることが増えて、そこに披露するための練習になってます。
盛)盛大ではメンバーのみんなが楽しくできることを大事にしているので、全員で出れるイベント以外には参加していない感じですね。開催中止の前に人数制限がかかっちゃったじゃないですか。その時点で、全員で出れないなら意味がないなと10月に盛大で全員で披露できる機会を作ってそこに向けて練習していくことになりました。
N)今回の感染症蔓延の中でさんさ実行委員会としての運営で大変なことなどはありますか?
岩)いままではさんさ踊りを本番で踊りたいという思いからメンバーみんなが3か月間参加してくれてたんです。けれど今年も開催されないことになってしまって、モチベーションをどうしていけばいいのかなと正直自分でもわかっていない状態です。組織である以上、上の人たちが動かないと下も動かない、そんな中で自分を含む幹部とメンバーのモチベーションをどう上げていけばいいのかっていうのが難しい問題ですね。
県)私たちもモチベーションの差が課題かなと思います。パレードが無くなってしまった時点でいつもよりはモチベーションが下がっていて、さらに実行委員会のほうでそういうすれ違いが起こってしまうとどうしても下の方に伝わっちゃうじゃないですか。
あとは2年さんさ踊りが開催されていないので、本番で踊っていない人達が今度は運営に回らなければいけないんです。下の子たちに教える、引っ張っていくことができるのかっていう面で、県大さんさを続けていくことができるのかという悩みが大きいです。
盛)僕も同じことで悩んでて、各団体の皆さんも悩んでいたんだなとちょっと泣きそうになってしまいました。自分が総長になったのが、1年生の時に感じた盛大さんさの魅力を伝えたいということがきっかけなので、開催中止になってしまった時は自分自身とても落ち込みましたし、後輩たちに盛大さんさの魅力をどう伝えようかと悩んでいます。みんなが同じ方向を向いて一生懸命頑張っていくにはどうしたらいいんだろうと。
N)パレードで踊るという一つの目標が無くなってしまう影響はとても大きかったようですね。
岩)そうですね。みなさん現在は実行委員会として活動していますが、去年の活動ってどのようなことをしていたんですか。岩大では4月あたりでの中止の決定から練習は行っていたんですけど、だんだん練習に来なくなってきてしまって。
県)去年はオンラインということもあって6,7月あたりまでは練習が無しで、それ以降お昼の時間をつかって実行委員会の強化期間が始まった感じでしたね。私の下の実行委員会も作らなくちゃいけないので、申し込みなどからスケジュールは押してしまいましたが、9月で募集を始めてそこから練習を週3でずっと行っていますね。
盛)僕たちもオンラインで前期は練習などができなかったですね。笛とかの音も出しちゃいけなかったんですよね。盛大さんさはホイッスルという独自のパートがあるんですけどそれも練習できなくて。そんな中でも、行動しないという選択はなくて、みんなで無音の中踊り子をしようということで練習を進めましたね。けれど発表のちょっと前にクラスターが起こってしまって。不完全燃焼な感じはありました。
N)みなさんがさんさ踊りを披露する側として思うさんさの魅力を教えていただきたいです。
岩)大学さんさに関してですが、練習期間である3か月にすごい熱量をかけるんですよ。それが本番で爆発するというか、終わった後の達成感や、練習した分の踊っているときのグルーブ感、お客さんを巻き込んだりする雰囲気のようなものは本番でしか味わえないと思うんです。そういったものが感じることができるのがさんさをやることの魅力じゃないかと考えます。
県)私は宮城出身で、本当にさんさ踊りを知らなかったんです。友達つながりで参加してみただけの私が、4月に募集されてから8月のパレードまで一回も練習を休まないくらいどこか引き込まれる。そして踊りをパレードの場で笑顔を振りまきながら踊るというのが、やった人にしかわからない。そういったものが魅力だと思います。県大さんさへの思いなどが地域の方々に伝わった瞬間というものも達成感がありますね。
盛)さんさ踊りにはいろんな団体が参加していて、団体ごとに色が違って、踊りの違いなどがあります。それが次々とくる中で同じ曲でも違いがあるといったところが魅力的です。さんさ踊り自体かっこいいですからね。
あとは岩手県、盛岡市民の方々のさんさ愛の強さもありますね。中止になってしまった時は惜しむ声がSNSで本当にたくさん見受けられましたし、さんさの音を聞くとやっぱりこれだよねという雰囲気があるので。
ここから少し雑談(パンフレット非掲載)
N:ほかにこれ話しておきたいなということはありますか?
盛:聞きたいことがあるんですけど、隊列ってどうやって決めてるんですか?
やっぱり「俺はここに行きたい!」って人いるじゃないですか
県:県大は太鼓が先頭じゃないですか、だからほかのパートはそうでもないんですけど、太鼓はやっぱり先頭になりたいって思いがありますね。
2個上の先輩がちょうど7人で横一列に並んでたんですよ。その姿が本当にかっこよくて。私たちも7人なので、私たちも7人一列先頭で、って思ってたのに、コロナで4列っていわれたときに、「え、どうする?」って。
でも、太鼓パートリーダーは先頭の一番右端っていうのが決まってるので、それ以外は今回はくじにしようかって。でも隣が三年生であればいいよねって感じなので、
盛:最前列7人の真ん中はだれになるんですか?
県:ど真ん中を重要視していないんですよね
岩:そうなんだ!
盛:やっぱり右端なんですか?
県:基本的に、練習は全部「右端を見なさい」。
岩:あ、じゃあ右端に全員揃える感じなんですね。
県:逆に真ん中の人に合わせるんですか?
岩・盛:そうですね~
盛:盛大は、最善の真ん中に総長がいて、でも後ろの列は全部右端に合わせるんですよ。
進路は全部総長合わせなんですけど、最前列が総長に合わせて、それを右端がそろえる。右を見てみんなが合わせるみたいな感じなんですよね。
岩:岩大は、太鼓が最善の7列いて、軸に太鼓のリーダーがいて、その後ろが全部「軸列」って言ってその真ん中の人に横合わせていく感じなんですけど、基本的にその時の太鼓の出来によって
????「漢字の大の字に軸全部太鼓になったりとか、」????
隊列が毎年変わってて、私が一年生の時は太鼓・笛・踊で全員縦でそろえたときもあって、太鼓の音を後ろまで届けるという目的で軸に結構太鼓を置くことが多いですね。
横は軸の人に合わせて、軸の人が前の人と1.5メートル取りつつっていうような感じでした。
県:音ズレしませんか?
岩:音ズレは…軸の人が後ろまで届けようっていうのをやってくれてるので、そんなに、、、
逆に太鼓・笛・踊ってなっててずれないのがすごいなって思ってました(笑)
盛:盛大は音で合わせるんじゃなくて目で合わせるっていうのをやってて、太鼓の右腕を見てあわせたりとか、太鼓の足を見てあわせる、っていう風にやってて、それを太鼓の最後尾を見て笛が合わせる、笛の最後尾を見て踊りが合わせるっていう風に連なってやるので、音ズレはあまりない感じは作れていますね。
岩:バチとか見てっていうのは言ってるんですけど、、、結構分けるんですよ。小さい「太鼓」「笛」「踊り」のグループを3つくらい作って、後ろまで太鼓の音が途切れないようにしてます。隊列決めるときって、リーダーの人が自分で当てはめていく感じですか?
県:基本的に、太鼓は3年生が先頭、横は2年生。踊とか笛は端ですね、
審査員の先生が右側にいるので、端は上手なひとを置こうっていうのがあるので、実行委員会は恥に置くっていうので、やってますね。
盛:総長とリーダーが全部決めるんですけど、「ただうまいから最前・端」ってわけではなくて、なんかこう、みんな暑くて、みんなここに行きたい、絶対最前に行きたいって人がたくさんいて、どこがいいってわけではないんですけど、やっぱりうまいでけじゃなくてさんさへの思いだったりとか、どういう姿勢で練習に臨んでいたかとか、どんなこと考えてここに行きたいのとか、後は一人一人の明るいから周りに明るさを届けられる人を真ん中に置いたりだとか、笑顔がかわいいとか笑顔がはじけている人を端においてお客さんを魅了したりだとか、よく声が出る人を真ん中のほうにおいて後ろまで届けるとか、一人一人に役割を与えてあげて隊列組んでますね。
岩:面談とかして希望とか聞くんですか?
盛:年によるんですけど、紙で隊列希望取ったりだとか、あと、本気でここに行きたいって人は言ってきますね。リーダーとか総長に。「俺ここに行きたいんだけどどうしたらここに行ける?」とか。でも希望を取らないときはリーダーの主観で決めますね、
岩:岩大は全体の隊列がどうなるか毎年決まってないので、まずそれを決めてから当てはめていくんですけど、パートリーダーがメインで決めて、軸になる人はうまいし、足もきれいで、かつ周りも見れる人じゃないと合図を出せないとばらばらになっちゃうのでコミュニケーションがとれるであろう人を軸に入れて、端はうまい人、踊りがきれいな人を入れてますね。踊りに関しては特に取得度に差が出てくるので、一番内側にちょっと踊が苦手な子をいれたりとか、いろいろ考えながらやって、直談判みたいなものを受け入れてしまうとトラブルのもとになるので、なるべく受け付けないように、そういうのはみんなが納得するように、上が考えてやるようにしていました。
盛:そうですよね。なんで私ここに置いたの?とか
岩:それが今までにもあって、それのせいでトラブルになったこともあって、そのせいで楽しめ無くなったら嫌なのでそこは「私たちも考えるから理解してほしい」って感じでいつも考えてました。
N:さんさの時に着る浴衣でこだわているところってのもあったりするんですか?
盛:盛大は、半分赤、半分白って感じなんですよ。で、踊ってると白が見えたり赤が見えたりして面白くて。盛大のさんさは結構横に動くので、そこで赤白赤白って変わったりするのがまた一つの魅力ですね。
岩:どうして岩大が青なのかとかはわからないですけど、赤、青、ピンクってそれぞれの大学の特徴をよく表しているなって思ってて、
盛:わかります。
岩:やっぱり県大の動きはピンクだなって思うし、盛大は赤だなって思うし。そういうイメージは浴衣からも伝わる。
N:他団体から見ても浴衣の色が「あ、やっぱり似合うなー」って思いますか?
盛・岩:雰囲気に合ってるなって思いますね。
県:帯の結び方とか何か工夫してますか?
岩:男子が黄緑で女子が赤で、色が違うんですよね。でも基本的には普通にまいてます。
県:うちは踊りと笛だけくるってやるんですよ。太鼓は見えないからいいでしょって(笑)
踊と笛はアレンジして可愛くしてるんですよ。
岩:県大の友達に聞いたんですけど、雪駄の鼻緒に何かつけてるんですよね?
県:そうなんですよ。鼻緒に花をつけて、学年の中で自分のイメージカラーを割り当てて、そのイメージカラーの花を雪駄につけるとかして。で、練習中に花つけてるから、花がたってないと、「見えてないよ」って言って、「その花見せないと」って言ったりしていい感じに花を練習に使ってます。(笑)
岩:勝手なイメージですけど盛大はめっちゃ髪盛ってるイメージがあります。
盛・県:あ~
盛:確かに(笑)
県:一番盛ってる感じする!
盛:そうですね確かに男からすると気合入ってんなって(笑)
岩・県:(笑)
盛:盛大のホイッスルをどう思ってるのかなって
岩・県:あぁ~
岩:盛大に合ってると思って、でも岩大の雰囲気とはまた違うからあれはあれで素敵だなって思っていました。
盛:うれしいです。
県:盛大さんさだからあのホイッスルが合う。県大にあれがあったらもうなんか別物みたいな。私たちの雰囲気には合わないかなって。
岩:ホイッスルっていつごろからあるんですか。
盛:まったくわからないですね。
県:ホイッスルって大体何人くらいいるんですか?
盛:太鼓が100人で、笛が30人、踊り子30人、ホイッスル30人って感じですね。
県:じゃあ200人くらいってこと!?
盛:そうですね、200人くらいいますね、
県:太鼓足りるんですか?
盛:太鼓100ちょいあって、
県:バチとか足りなくなりません?
盛:そういうのは個人で用意してもらってますね。結構いますね、バチ折る人。
県:そうですよね、私たちですらめっちゃ折ってますし、、、
岩:ずっとやってたら折れますよね。
県:バチ買ってるってなったら太いですよね。こだわりがすごくて県大は。細いバチがいい人、太いバチがいい人、っていうのがすごくあって、細いバチは本当に細くて、すごく使いこんでるからボロボロなんですよ。またそれもいいんですけど、それによっても出す音が違うんですよ。それもそれで楽しいし、太鼓から出る音も使ってる年数とか湿り具合によってそれぞれ違うじゃないですか。それが面白いですよね。
盛:結構違いますよね、バチの太さは。俺は細いのが好きで、音はあんまりでないですけど疲れちゃう(笑)
県:あ~わかります!
岩:私は太鼓じゃないから、、、(笑)
N:ちなみに岩大と県大ってどれくらいなんですか規模というか人数は。
岩:大体太鼓が80人、踊りが70人、笛が30人くらいなので全部で200弱ですね。
県:県大は例年太鼓が80くらいで踊りも同じくらい、笛が40くらいで、でも今年は1~3年だと120人くらいですね。
岩:男女比ってどんな感じですか。
県:ほぼ女です。男の子が本当に来なくて、、、
岩:盛大さんこそ太鼓は男子めっちゃいるようなイメージですよね。
盛:そうですね、でも女子7,男子3とかですね。
県:でも母数が100って考えたら30いますよ(笑)
盛:ホイッスルが結構多くて半分以上
岩・県:そうなんだ~
岩:去年までいた先輩たちが結構男子多くて、太鼓のイメージとして男子がやるっていうイメージだったんですけど、今年めっちゃ少なくて…
県:今年のパレード出演人数が100人ってなったじゃないですか。その時にどうやって削ろうとしてましたか。
岩:選抜をかけようとしてて、その基準が、練習の出席回数と出来栄えで。60人くらいが落ちることになるので、そうなると初心者が対象になってしまうからどうしようって思って、、、その時にOBOGに相談して、落ちた子がOBOGとして出られないかって相談したんですけど、そもそも岩大のOBOGは出ないことになって、仕方ないから選抜かけようって。
盛:一応考えてて、盛大さんさって毎年さんさテストってのをやってるんですよ。一人一人動画とって、それをリーダーが評価するっていうのを。隊列決めの時にやってるやつなんですけど、それをその発表前にたまたまやってたので、これを参考にしてやるしかないかなって
県:本当にもめまして。まず、一年生から次期リーダーを選ぶのにその子たちを落とすわけにはいかないよねって。今度2年生は去年「来年のパレードは絶対出すよ」って補償をかけたんですよ。だからその子たちもおとせないよねって。OBOG の先輩方はあまり練習に来てないし、運営としてもこれからのためにという気持ちがあって、発表されてから悩んで悩んで。でもそれが変な噂になって大変でしたね。リーダーたちで毎日電話したりして。でもそれだけ先輩方も熱い思いを持っていて、でも先輩も運営の気持ちもわかるじゃないですか。だから結局和解はできたんですけど。本当に揉めて、頑張って100人決めたのに「中止…?」
岩:でもその100人に旗持ちとか運営もあったじゃないですか。
県:だから実際めっちゃ削りました。「学長...出さない...?」みたいな(笑)
岩・県:(笑)
県:安比、学長も出ます?
岩:あくまでサークルとして活動してて、今度の安比もあくまでサークル活動なので学校の関与とかはあまりなくて。
県:進行責任者って誰なんですか?
岩:その進行責任者をちょうどOBOGがやってくれることになったんですけど、いなければ出たいていう人から出しますね。
岩:提案なんですけど、できたら3大学で合同イベントとかできたらいいなって思っていて、
盛・県:やりたいですね、ぜひ!
岩:大通りとか陸上トラックとか、貸し切ってやったりとか、和踊りとかやったりしてもいいのかなって、だからどうかなって。
盛・県:やりたいですね