岩手大学まちづくりサークル
NPCN
「ムーラン食堂」取材レポート
「コンセプトは、昭和の食堂です。」
茶色い戸をガラガラっと引くと、僕は昭和の世界にタイムスリップしてしまった――
昭和……いや、令和2年10月27日、ムーラン食堂さんを取材させていただきました!
初めての取材ということもあり緊張していましたが、気さくな店主さんに迎えられ、楽しく取材を進めることができました。
ムーラン食堂は、18年ほど前に盛岡市大通にて「居酒屋ムーラン」という名前で開店しました。2009年頃に、大通りから上田通りにお店を移し、現在まで学生や高校生、病院関係者から一般のサラリーマンと、幅広く愛されてきました。
常連さんも多く、転勤や卒業で盛岡を離れた後も訪れてくれる方もいらっしゃるそうで、本当に愛されているお店なんだなと感じさせられます。
ムーラン食堂のコンセプトは、冒頭でも述べた通り「昭和の食堂」。お店の中に入ると、ウルトラマンのフィギュアや昭和のプロレスやアイドル、アニメののポスター等々、至るところに昭和グッズが飾られています。それらを見ていると、自分が昭和にタイムスリップしてきたみたいに思えてきます!(笑)
これらの昭和グッズ、実は店主さんがすべて集めたわけではなく、お客さんからもらったものなども飾っているそうで、お客さんとの交流を大事にしているのが伝わってきました。
このお店一番のおすすめは激辛四川麻婆豆腐(税込700円)。上田商店街の繋がりで知り合った二戸の農家さんから仕入れた唐辛子と「朝天唐辛子(中国の唐辛子)」の2種類の唐辛子と、こだわりの豆板醤2種、大きくてごつい豆腐を使用した、こだわりの激辛麻婆になっています。麻婆豆腐の調理風景も実際に見せてもらいました!
激辛四川麻婆豆腐は 僕たち取材班もいただきました!
後から来る強烈な辛みとその奥にあるくせになる旨さ、絶品です!!!激辛好きには絶対おすすめ!!!
ちなみにムーラン食堂にはこのほかにもこだわりの唐辛子や豆板醤、ラー油を使った辛いメニューが豊富。唐辛子については先ほど紹介した2種のほかにさらにもう2種仕入れているほか、ラー油については中国のレシピに基づいた店主さんの自家製! 激辛好きの人にはたまりません!!!
その他にも、定食メニューなども豊富なので「辛いのは苦手…」という人でもムーランの味を堪能できますのでご安心ください…!
激辛好きもそうでない方も、ぜひうえだらけを片手に昭和の雰囲気漂う名店、ムーラン食堂にぜひ行ってみてください!!!
【基本情報】
ムーラン食堂
住所:〒020-0066岩手県盛岡市上田2丁目6-2
電話:019-654-8780
定休日:不定休
営業時間:12:00~15:00、18:00~23:00
担当:石川 涼太