岩手大学まちづくりサークル
NPCN
「じゃじゃめん家 羽琉(はねる)」
取材レポート
「昔からじゃじゃ麺が大好きなんです。」
じゃじゃ麺をこよなく愛するご主人から、その強い思いを聞いた――
令和2年11月29日、じゃじゃめん家羽琉さんを取材させていただきました!
羽琉さんには自分も何度もうかがったことがあり、改めてお話を聞けるということでとても楽しみな取材でした。
羽琉の店主さんはもともとプロのスノーボーダーをなさっていました。結婚され、お子さんが生まれたことを契機にお店を開こうと考え、「お店をやるなら大好きなじゃじゃ麺で」ということでじゃじゃ麺専門店をオープンしたそう。
なんと開業する前から、自分で作ったじゃじゃ味噌を使ってじゃじゃ麺をつくって食べていたそうで、店主さんのじゃじゃ麺への愛が伝わってきます!
他県出身の学生にも受け入れられるじゃじゃ麺をめざして
羽琉は、岩手大学理工学部のすぐそばにお店があります。もともと店主さんのご出身が岩大周辺とのことで、岩大近くのこの場所にお店をオープンしたそうです。
「岩大って、他県出身の学生さんも多いじゃないですか。じゃじゃ麺ってあまり他県出身の人に受け入れられにくいんですよね。」店主さんのこの言葉を聞いて、自分の身の回りの県外出身者が、「じゃじゃ麺、あまり好きじゃない」と言っているのを何度も聞いたことがあるのを思い出しました。
「だから、盛岡以外出身の学生にも受け入れられるようにじゃじゃ味噌を改良して、そういう学生でもじゃじゃ麺をおいしく食べてもらえるようにしました。」と店主さん。
確かに、羽琉さんのじゃじゃ麺は食べやすいんです!僕自身、他県出身ですが、じゃじゃ麺は盛岡に来るまで食べたことがありませんでしたし、じゃじゃ麺はなれないとおいしくないよという話をたくさん聞かされていました。しかし、羽琉のじゃじゃ麺はおいしくてまた食べたくなるんです!その理由がじゃじゃ味噌の改良にあったとは…。
ちなみに、じゃじゃ麺は自分で調味料を使って作り上げていくもの。そのために使う、ラー油、南蛮味噌等の調味料も、店主さん自ら作っているというこだわりっぷり。
そのような改良やこだわりもあってか、羽琉は岩大生を中心として、近所の会社の方や家族連れなど、多くの方が訪れる人気のお店となっています!
定番の「じゃじゃ麺」と羽琉オリジナル「まぜうどん」
オープン当初はじゃじゃ麺専門店だった羽琉。しかし現在は、「じゃじゃ麺」と「まぜうどん」の2本立てで営業しています。店主さんが名古屋に行ったときに台湾まぜそばを食べて帰ってきた後、「あれをうどんで作れないか」と思い立ち、まぜうどんの提供を開始。今となっては、売り上げの3割、多い月はその半分をまぜうどんが占めることもあるとのことで、羽琉の魅力の一つとなっています!
私たち取材班も、羽琉の二本柱、「じゃじゃ麺」と「まぜうどん」をいただきました!じゃじゃ麺はじゃじゃ味噌のうまみと、自家製の調味料たちが絡み合って癖になってしまう味…!(これは何度も通って自分好みの味を見つけてほしい。)
まぜうどんは辛さの中にうまみがある、何度も食べたくなる味。こちらもなんと自分の好みでカスタマイズ可能で、激辛好きの人は南蛮味噌やラー油を追加するのがおすすめです!自家製の調味料にもうまみが凝縮されています!!!
じゃじゃ麺といえば、忘れてはいけないのが「ちーたん(じゃじゃ麺を少し残して卵を入れてかき混ぜ、スープをお店の人に入れてもらい食べるもの)」もちろん羽琉でもちーたんが食べられます。こちらもなんともおいしい!さらに、まぜうどんでは「白身ちーたん」をいただくこともできるということで、両方とも、最後まで楽しめるお料理となっています。
愛と工夫がつまったじゃじゃ麺・まぜうどんを食べに、うえだらけをもって羽琉へぜひ行ってみてください!!!
【基本情報】
じゃじゃめん家羽琉
住所:〒020-0066岩手県盛岡市上田4丁目4-4(駐車場有)
定休日:不定休
営業時間:11:00~14:30(ラストオーダー)
17:00~20:00(ラストオーダー)
担当:石川 涼太